The Seminar Sales~セミナーセールス大全~へようこそ。
ここでは、セミナーセールスをしてみたい、もしくはやっているという方へセミナーセールスの心構えからTipsまで全てをお伝えします。
セミナーセールスの定義
「セミナーセールス」とは、数名から数十名程度の参加者を集め、自分の提供する本命商品をセミナー参加者にその場で買ってもらうことを目的としたセミナー、およびそこでのセールスのやり方のことを指します。
自分の展開しているコンサルティング、コーチング、講座、セッション、コンテンツなどをセールスすることを目的としたセミナーを「セールスセミナー」と言います。
自分の提供する本命商品のことをバックエンド商品と言いますが、それを売るためのセールスセミナーですから、フロントセミナーという言い方をしたりします。
バックエンドを売ることを目的としているので、フロントセミナーの参加費は無料から数千円程度であることがほとんどです。
実際の会場に集まってもらうリアルセミナー、もしくはオンラインセミナー、いわゆるZoomセミナーで行うことが想定されます。
いわゆる講演会や勉強会、あるいはビジネス講座そのもののことではないことに注意してください。
ビジネス講座を販売する目的で開催をするので、●●説明会という名称で開催されることもあります。
セミナーセールスの意義
なぜセミナーをすべきか、私はセミナーというものはあらゆる経営者が行うべきものだと考えています。
むしろ経営者に限らず、ありとあらゆる人が行えるようになるべきだと思っています。
なぜなら人間とは社会的な動物ですから、他人とのコミュニケーションをとることこそが人生なわけです。
他人との関わりというのは避けて通れないことのはずです。
ではその他人に対して影響力を持つということができると、我々は自分の人生を思いどおりにすることができます。
もちろんビジネスにおいて、そしてお金に関しても思いどおりにすることができる。
これは多くの人の望みではないでしょうか。
自分が関わる人を、家族から社会全体まで動かす力があるのがスピーキング(パブリック・スピーキング)というものです。
つまりセールスセミナーをこのサイトではタイトルとしていますが、それはあくまでもビジネス活動の一つの側面に過ぎないわけです。
人がいる限り必ず我々は他人との関わりがあります。
そしてビジネスに限らず、世の中で結果を出す人というのは例外なく人を巻き込む力というものを持っています。
たとえば、とある事業体はお客さんとなる消費者やほかの企業に対してメッセージを届けるわけですし、
政治家であれば国民やマスコミに対して、
あるいは資金を調達したいと思っている経営者であれば投資家に対してメッセージを届けるわけです。
このように、一口にセミナーといっても使い方が変わるだけで、どこでもセミナーセールスのやり方というのは取り入れているわけです。
つまりこの世界に人がいる限りセミナーというものはなくなりません。
セミナービジネス=ビジネス全部入り
セミナーにはビジネスの全てが入っていると考えられます。
ビジネスに限って考えた場合でも、セミナーというものにはビジネスに必要なすべてが入っているということが言えます。
まず、どんなビジネスを行う場合にも4つの要素が必要です。
それは①商品、②集客、③販売、④運営、この4つです。
①商品…当然ながら売る商品がないとビジネスができないわけですし、
②集客…そこに対して集客できなければビジネスが成り立たないわけです。
③販売…そしてお客さんに集まってもらっても、販売をすることができなければ売り上げが立ちませんから、ビジネスが継続できないわけですし、
④運営…売ったお客さんに対しては商品なりサービスを提供するという、もしくはアフターフォローするという運営という要素が必ず必要になります。
商品と集客と販売だけがあって運営がないビジネスというのは一般的にこれを「詐欺」と呼びます。
セミナービジネスにはこの4つがすべて入っているので、セミナーを学ぶとビジネスの基本をすべて学ぶことができるといえます。
セミナービジネス=成長ビジネス
さらにセミナーをやるということは、当然さまざまな勉強が必要になってきますし、
その過程でいろんな専門家であったりいろんなお客さんとも出会います。
すると必然的に情報がたくさん入ってくるわけです。
そうすると自分ももちろんですし自分のビジネスも大きく成長するということにつながります。
さらにはビジネスだけではなくて、自分のプライベートであったり趣味の領域ということも大きく成長していきます。
このように、セミナービジネスというのは成長ビジネスであるということができます。
自分が成長するのはもちろんですし、あなたが商品サービスを提供するお客さんももちろん成長します。
さらにはあなたやお客さんが成長することで、社会をよりよくするという社会の成長に貢献をすることもできます。
これこそが教育の力です。
ビジネスノウハウを教えたりビジネスや投資の講座を行ったりすると、
「なぜそれを教えてくれるんですか?儲かるんだったら自分だけで独占してやればいいじゃないですか」
と質問をしてくる人がたまにいますが、これは私に言わせれば愚問でしかありません。
なぜなら結局、教わっている誰よりも教えている本人が一番勉強になっているし成長しているからです。
私のように教えること自体が好きな人間は、教えることで何よりも自分が一番成長するということをわかっているから教えたいという側面もあります。
セミナービジネス=体験シェアビジネス
ただこれを読んでいる方の中には、自分がセミナーをするということがあまり想像できない方もいらっしゃると思います。
よく言われる質問の一つとして、
「何かしら成功してからじゃないとセミナーをやってはいけないんではないか」
と思っている人がいるのですが、それは大きな間違いです。
なぜならセミナービジネスの本質というのは、体験をシェアすることにあるからです。
例えば「私はビジネスで成功したのでその方法を教えるセミナーをする」という人がいたとします。
ところがいざセミナーに参加してみると、「私が成功したのは30年前の話だ」と言い出したとします。
あなたはこれを聴きたいでしょうか?
おそらくあまり興味がないと思います。
そうではなくて、今ビジネスの現場で何がうまくいっていて、あるいは何がうまくいっていないのかをシェアするところにセミナーの価値があるわけです。
昔の武勇伝なんか聞かされても役に立ちませんし、何より面白くないです。
だからセミナーを通じて自分が成長していく過程を見せるくらいの意識でちょうどいいわけです。
いざセミナーの世界へ
というわけで、このサイトではセミナーセールスのすべてを私のアウトプットとして公開しています。
新型コロナウイルス感染症の流行によって、Zoomによるオンラインセミナーというものが非常に浸透しました。
それまではほとんどがリアルセミナーだったわけですが、リアルセミナーとオンラインセミナーではやり方が違う部分というのもかなりあります。
私は両方を経験してきていますので、それぞれの強みと弱みも解説していきます。
昨今はChatGPTに代表されるようにAIの進化というのも大きなトピックですが、やはり他人や社会に影響力を発揮してみんなを巻き込んでいくというのはなかなかAIには取って代われない分野です。
ここはまだまだ人間にしかできない分野ですから、AIでもできることではなくて人にしかできないことをやったもの勝ちですよね。
そういう意味でも、セミナーセールス、ひいてはパブリックスピーキングというものを身につけて、あなたの影響力を発揮していただきたいですし、
あなたの持っている良い商品、良いコンテンツ、良い体験というものを世の中に広めていっていただきたいと思います。