Last Updated on 2024.4.4 by N.Otsuka
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セミナーは集客が課題になる
セミナーを開催するにあたって、多くの人が課題だと感じるのが集客の部分ではないでしょうか。
セミナー自体は開催できる自信があるという人でも、果たしてお客さんが集まるのかどうかということに関しては自信がないという方も多いかもしれません。
セミナーの集客方法は非常に多くの方法が実際にありますが、
集客を始めるにあたって非常に重要な考え方を一つお伝えしておきたいと思います。
セミナー集客はコストが気になる
セミナー集客において皆さんが一番気にされるポイントというのは、おそらくコスト面ではないでしょうか。
単純な話、広告をかければ集客することはできるわけですが、その広告費がかけられないとか用意できないという方は多いかもしれません。
それでもセミナーは、かけた広告費に対するリターンが非常に大きいビジネスなので、
少額からでも広告費をかけてしまった方が、回収が早く素早くビジネスを発展させることができます。
ただ、どうしても最初は無料でできる範囲のことをしたいという方が多いのであえてそこは否定しません。
ただし、お金をかけないのであれば、時間と労力をかけなければいけないという基本原則は覚えておいてください。
集客における重要な考え方
さて、セミナー集客において大事な考え方というのは、無料であるか有料であるかという部分ではありません。
何が大事かというと、1つの集客方法に頼ってはいけないということです。
集客方法が一つしかなく、1つの集客方法から全てのお客さんを呼び込んでいる状態というのは、
その手段がうまくいかなくなった時にビジネス自体が潰れてしまいます。
ビジネスにおいて「1」は最悪
そもそもビジネスにおいて「1」という数字は最悪な数字と言われています。
集客方法が1つというだけでなく、決済手段が1つだけであったり、持っている商品が1つだけであったり…
「1」という数字はリスクが高いということが容易にお分かりいただけるでしょう。
中小企業でよくありがちなのが、1つの取引先から大半、もしくはほぼ100%の売り上げが上がっているというパターンです。
この場合は契約を切られた瞬間に大ピンチに陥ります。
ですから、集客手段は複数用意しておくべきだという原則を覚えておきましょう。
仮に10人集めてセミナーをしたければ、10個の集客手段からそれぞれ1人ずつ集めるというイメージを持ってください。
代表的なセミナー集客方法
セミナーポータルサイト
例えばセミナー集客をする時に非常に有効で、しかも無料でできる手段としては、セミナーポータルサイトを使うというものが挙げられます。
これについても、セミナーポータルサイトというものはたくさんありますので、
1つのセミナーポータルサイトだけでなく、複数のセミナーポータルサイトから1人ずつ集めるというイメージを持ってください。
ただ想像してみてほしいのですが、5~10のセミナーポータルサイトにそれぞれ登録をして管理をするというのは、
内容は同じでよいとしても実際かなり手間がかかる作業ではありますので、無料でできる代わりに労力は必要になります。
この作業を外注化するという方法もありますが、その場合はやはり労力ではなくお金をかけるということになってきます。
SNS・メディア媒体
SNSを使って集客する場合も、1つの媒体や1つのアカウントからのみの集客に頼っていると、
何らかの理由でそのアカウントが消されてしまった場合に大ダメージを受けますので、
やはり複数のアカウントや複数の媒体に分散して集客するという考え方が大事になってきます。
広告
広告を使う場合も、複数の媒体に広告を出すことを考えるべきです。
また、広告会社に依頼をする場合も、1つの広告会社だけに頼るのはあまり良くありません。
なぜなら、どうしてもLPは一定期間ごとに次々と新しくしていかなければすぐに反応が落ちていきますし、
広告会社によっても調子が良い時期悪い時期があります。
複数の広告会社を併用して、常にどこかが調子が良い状態を作っておくというのが理想になります。
ただし、広告会社を使う場合は最低でも30万~50万円ほどの予算が必要になってきますので、
最初は広告会社も一社からスタートせざるを得ないかもしれません。
でもなるべく早く、複数の広告会社を使えるようにしていきましょう。
まとめ
ここでは、セミナーに集客する上での重要な考え方についてお伝えしました。
ビジネスにおいて「1」という数字は最悪である、この原則を踏まえて、
どんな集客手段をとるにしろ複数の手段を併用すること。
そしてそれぞれの集客手段から少しずつ来てくれる形を作るように心がけましょう。
ただし実際には、どこか1つの手段だけが大きく結果を出すということは珍しくありません。
その場合でも、ほかの手段はあまり集客できないからといってやめてしまうのではなく、
コストをあまりかけずに2ヶ月~3ヶ月に1人でも集客できるなら、集客手段として継続しておくという判断は重要です。