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セミナー=学ぶ は間違っている
セミナーと言えば学ぶところだと思っている方は多いと思います。
というより、セミナーと言えば学びというイメージがあると思います。
参加者の側にしても、セミナーに参加すると言えば学ぶぞという意識が強いでしょうし、
セミナーを開催する側からしても、何らかの学びを提供しなければならないと思われるでしょう。
確かにそれ自体は間違いではありませんが、結論から言えばセミナーは学ぶところではありません。
ここを間違えているとセミナーをする側も参加する側もどちらも不幸になるという結果になってしまいます。
セミナー=成功へのきっかけ
ではどうなれば幸せなのかといえば、参加者からするとノウハウを手に入れることではなくて、その先にある成功を手に入れることです。
サービスを提供する側からしても、お金が儲かればOKではなくて、やはりその先にあるお客さんの成功という実績が欲しいところですよね。
つまり、セミナーに参加する側もしてもらう側も、本当に手に入れたい結果が何なのかというと、成功するということです。
ここで言う成功とは、どういう状態のことかを定義づけるのであれば、「以前とは違う良い状態に変化すること」と言うことができます。
つまり、成功=ビフォーアフターであると定義づけることができます。
成功のためには行動が必須
では、ぶっちゃけた話、2時間から3時間程度のフロントセミナーを受けただけで、ガラッと変化して大成功できる人はいるでしょうか?
フロントセミナーに受ける人はほとんどが初心者なわけですから、たった2時間のセミナーの中で、いくらノウハウを教わったところで、いきなり大成功をすることはほぼ不可能なわけです。
フロントセミナーに限らず、その後本講座に入ってがっつり勉強をしたという場合でも同じことが言えます。
本講座であれば、トータル10時間や20時間といった時間をかけて、一から十までガッツリノウハウを学ぶことにおそらくなるわけですが、
ここでノウハウを知っただけで満足してしまうと、その先の変化つまり成功というものは手に入らないわけなんですね。
こういった情報を手に入れるだけで満足して行動できない人のことを「ノウハウコレクター」とか「セミナージプシー」などと言ったりします。
やはり行動しないと何も変わりません。
行動させるためにバックエンドが必要
変化するには実践が必要
つまり、実際のプロセスを行うにはどうしても、研修であったり実行プログラムというものが必要なわけです。
正直、参加者が必要なものが気づきとか学びだけでいいのなら、フロントセミナーだけでもOKなのですが、
本気で変化したいとか成功を手に入れたいと思うのであれば、バックエンドを買う必要がある。
こういう構造を意識する必要があります。
自動車の教習所と同じ
具体的にたとえで説明するのであれば、たとえば皆さんも自動車の教習所に通った経験があるのではないでしょうか。
どうすれば車を運転できるのかについては、正直いくらでも無料で情報が手に入ると思います。
車の仕組みであったり交通ルールであったり、運転の技術であったりそういったものをYouTubeなどで学ぶことはできますが、
果たしてそれだけで本当にクルマを運転することはできるでしょうか。
もちろん法律上、実際には免許が必要という制限はありますが、それを抜きに考えても、
やはり教習所において実技を学ぶからこそ、我々はめったに事故を起こすことなく安全にクルマを運転できるわけです。
その結果として目的地に安全に到着するという成功を手に入れることができるわけです。
であればやはりビジネスにおける目的地に安全に到着しようと思ったら、やはり実技を学んでおかないといけない。
つまりトレーニングを受けておかないと、途中で事故に遭う確率が非常に高い。
無免許運転をするようなものだということができます。
セミナー内でノウハウは出し惜しみ不要
これに関連して、「フロントセミナーの中ではどれぐらいノウハウを出してもいいのか」といった質問を受けることがよくありますが、
答えとしては「ノウハウはいくら出しても構わない」ということになります。
なぜなら、それだけで成功することはできず、実際のプロセスをやるには研修や実行のプログラムが必要になってくるからです。
まとめ
というわけで、フロントセミナーにおいては、参加者に気づきを与えて行動を促す、ということが正義になってきますし、
バックエンドを購入してもらって変化を起こして成功してもらうことが、本当の意味でのお客さんに対する貢献になってきます。
この前提で考えるのであれば、フロントセミナーでノウハウを出し惜しみする必要はないものの、
ノウハウを出しすぎてお客さんを満足させてしまうと、変化してもらうことができなくなります。
ですから結論としてはあまりノウハウを出さず、バックエンドの必要性を理解してもらい、買ってもらうことがお客さんに対して真に貢献する方法だということができます。