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売るための究極のテクニックとは
ここでは、とにかくセールスセミナーでバックエンド商品を売るための究極のテクニックを解説します。
と言いたいところですが、結論から言えばそんなものはありません。
いや、厳密に言うとないわけではないです。
テクニックはたくさん存在します。
テクニックで劇的に売れるわけではない
ただ、いくらテクニックを高めても、それで劇的に成約率が変わるわけではありません。
つまり、セミナーで売るテクニックがあるかないかは、完全に二の次で、言ってしまえば些末なことでしかないということです。
では、テクニックよりも何よりも本当に大事なことが何かを解説していきたいと思います。
セミナーではまずゴールを決める
フロントエンドセミナーを開催するからには、最後に参加者に行動させなければいけません。
最後にどういう行動をさせたいのか、ゴールを決めるところからがスタートになります。
セールスセミナーにおいては、セミナー内で直接バックエンドセールスをするか、
個別面談に誘導するというのがとりあえずのゴールになります。
では、ここでは分かりやすく「バックエンドを買ってもらう」というゴールを設定したとします。
売れるかどうかが決まるタイミングとは
ここで質問ですが、セールスセミナーにおいてバックエンドが売れるかどうかはどの時点で決まるでしょうか?
バックエンドセールスが終わったタイミングでしょうか?
それとも本編が終わったタイミングでしょうか?
答えは、どちらでもありません。
正解は「始まる前」です。
そう、話をする前に結果は決まっています。
どういうことかわかるでしょうか。
台本どおりのセミナーで良いのか
セミナーというと、シナリオを用意してその流れどおりに、
つまり「台本どおりに最後までやりきる」というイメージを持たれる方が多いと思いますが、
果たしてそれでいいのかということなんですね。
セミナーにおいてはスライドを用意するパターンが多いですが、そのスライドのとおりやればいいと思っていませんか。
結論として、そんなわけないんですね。
仮にこれが1対1でセールスするという場合を想定してみてください。
その場合、来る相手の情報が何もない状態であなたはセールスに向かいますか。
さすがにこれからセールスする相手がどんな人か、事前にリサーチをするはずじゃないでしょうか。
セミナーにおいても全く同じことが言えます。
つまり、セミナーとは事前リサーチがすべてだということです。
セミナーで事前リサーチすべき項目とは
さて、リサーチが大事と聞いて、何をリサーチしようと思いましたか?
性別や年齢、そうや住んでる地域や職業、ライフスタイル、こういったものを思い浮かべられたかもしれません。
それも確かに大事ですし、知っておくに越したことはないですが、
リサーチするべきはお客さんの問題です。
そもそもビジネスとはお客さんの問題を解決することです。
これからセミナーに参加してくれるお客さんがどういった問題を抱えているのかをリサーチすることが本当に重要です。
テクニックは二の次だというのはまさにこのことを言っています。
売れるテクニック=深いリサーチ
いくら売るテクニックがめちゃくちゃある人がいたとしても、
この人自分のことをわかってくれてないなぁと思ったら、お客さんは理解してはくれません。
言い方を変えると、いかにお客さんの悩みを深くリサーチできるかどうかということが、
イコール売れるテクニックである、とも言えます。
さて、ビジネスやマーケティングを学んだことがある方であれば、
お客さんの悩みや痛みや問題をリサーチしろというのは散々聞いてきたことではないでしょうか。
ところがいざ自分がセミナーをやる側になると、結構ころっと忘れてしまうんですね。
セミナーをやる前に本気でリサーチしていますか?
セミナーをやっている最中に本気でリサーチしていますかというと、なかなか難しい。
自分のセミナーをやりきるのに精一杯で、お客さんのことを見ていなかったりします。
まとめ
セミナーを開催してもなかなか売れないなあと悩んでいる方は、
テクニックのあるなしとか、話のうまい下手ではなくて、
リサーチ不足というのが根本原因かもしれません。