未分類

セールスセミナーのシナリオの作り方:最後から作るべし

セミナーシナリオには作り方がある

おそらく初心者の方であれば、いきなり「2時間から3時間のセミナーシナリオをつくりましょう」と言われても、
「そんな長時間のシナリオ作れないよ…」という方が多いかと思いますが、安心してください。

セミナーシナリオはちゃんと作り方というものがあります

また、いざセミナーシナリオを作ろうとしても、
おそらくセミナーの最初から終わりに向けて順番に作っていこうとする方が多いのではないかと思いますが、
はっきり言ってそれではうまくいきません。

セミナーシナリオは逆から作ってください

セールスパートこそが最重要

どういうことかというと、我々が行うのはセールスセミナーです。

ではセールスセミナーにおいて一番重要なパートはどこでしょうか。

当然、名前のとおりセールスするためのセミナーですから、セールスパートがいちばん大事ということになります。

セールスパートはセミナーにおいていちばん最後に来るパートです。

ですから、セミナーシナリオは逆から作らないといけないわけなんですね。

最後にアクションさせられなければ無意味

そもそもセールスセミナーを行うということは、最後に売りたい商品が決まっていないといけません。

あなたの行うセミナーのゴールは何でしょうか?

講座やコンサルやコーチングと言った、何らかのプログラムを直接販売するか、
もしくはそれに向けて一段階挟むという意味で個別相談への誘導、
このどちらかがセミナーのゴールになってくるかなと思います。

いずれにしても、重要なのは最後、参加者にこうしてもらいたいということをはっきりと決め、そこへの流れを作るということです。

セミナー本編はなんのためにあるのか

次に、セールスパートへ向けて、本当に提供したいバックエンドプログラムのダイジェストとして、セミナーの本編部分が存在します。

細かいところまでは考えなくて良いので、本編で何を伝えるのか、トピックを3つほど考えると良いでしょう。

とは言え、単にセミナーの本編部分を考えると、単なるノウハウ提供に終始してしまうというパターンが多いかと思います。

ノウハウ提供すること自体は良いのですが、それを行うことで何を実現しなければならないかというポイントを3つお伝えします。

①信頼の獲得

1つ目は信頼の獲得です。

ザイオンス効果という言葉を聞いたことがある方は多いでしょうが、
人は長時間接触したり、高頻度で接触をすることでその人に対して好感を持つということが科学的に証明されています。

2時間から3時間その人の話を聞けば、今まで「知らない人」だったのが「知っている人」に変化するわけですから、
それだけでも信頼の獲得に関しては効果が高いと言えるでしょう。

もちろん、良いことを教えてくれる、正しいことを教えてくれる人だという意味での信頼も獲得する必要がありますし、
この人の話をもっと聞けば自分の抱えている問題や不満や不安を解消させてくれそうだという意味での信頼獲得も必要になってきます。

②変化を体験する

2つ目は、「○○からの脱却」の体験です。

あなたの問題が解決しますよといくら言われたところで、
話を聞いているだけでは本当に問題が解決するのかどうかわからないと思われるでしょう。

ですから、セミナーの最中に少しでも良いので結果が出るという体験ワークをしてもらうというのが非常に効果的です。

それによって、このプログラムを続けていけばさらに結果が出るという予感を参加者に持たせることで、
本当に売りたい商品・サービスを買ってもらうことができます。

③気づきを与える

3つ目は、気づきを与えるということです。

セミナーの参加者の中には、正直商品やサービスを買う気がない人もたくさんいますし、
自分の中にある問題に気づいていない人は、その問題を解決する商品を買うわけがありません。

参加者自身、まだ気づいていない問題が実は参加者の中にあり、
それを解決しないと、放置しているととんでもないことになるよ、ということを気づかせてあげる必要があります。

本編の役割は「教育」である

さて、本編の中身をどういった観点で構成すればよいかに関して3つのポイントをお伝えしましたが、
信頼の獲得も、○○からの脱却の体験も、気づきを与えることも、ひっくるめていうとこれがつまり教育ということになります。

最後にセットアップパートを作る

さて、本編で伝える内容が決まったところで、最後に導入部分を作ります。

セミナーのいちばん最初の部分、つまりセットアップパートです。

当たり前の話ですが、このセミナーの中で何を伝えるのか、そしてこのセミナーに参加するとどういったことが分かるのか、
ということを含めて参加者にしっかりとセミナーに参加してもらうためにセットアップをするわけです。

セットアップ&クロージングが全て

ここまでの流れをそのままやっていただくと、セミナーシナリオの形はできると思いますが、
初心者の方であれば、どうしても本編の部分にいちばん力を入れようとするのではないかと思います。

やはりセミナー中いちばん時間をかけるところですし、いちばんボリュームが必要な部分ですので、気持ちはわかります。

しかし、実のところセミナーにおいて本編は重要ではありません

結論を言えば、セットアップパートとセールスパート(クロージング)がすべてです。

正直、本編の部分は参加者も一番集中力が低く、あまり聞いていない部分になりますので、
とにかくセットアップとクロージングがビシッと決まることが、セールスセミナーにおいて最も重要だということを覚えておいてください。

セミナー講師の服装ガイド:原則を理解すればあとは自由前のページ

セールスセミナーの導入部分:いきなり自己紹介は最悪次のページ

関連記事

  1. 未分類

    売れるセミナー講師の秘訣:売るためのテクニックとは

    売るための究極のテクニックとはここでは、とにかくセールスセミナーで…

  2. 未分類

    喋りが上手くなくてもセミナーで商品が売れるための3原則

    喋りが下手でも売れる講師とはセミナー講師というと、喋りが上手くない…

  3. 未分類

    セミナーでバカ売れするために本当に重要なビジネスの基本

    セミナーは強力なセールス手段さて、ここまでの記事でお伝えしてきた通…

  4. 未分類

    セミナー会場の環境セットアップ:Zoom会場 機材編

    Zoomセミナーの機材環境今回は、Zoomでオンラインセミナーを行…

  5. 未分類

    セミナー集客戦略:集客手段についての考え方

    セミナーは集客が課題になるセミナーを開催するにあたって、多くの人が…

  6. 未分類

    セミナーをやるべき絶対的な理由2点を解説:売上と認知

    セミナー開催で作りたい結果とはセミナーを絶対にやったほうがいい理由…

Category

Recently

  1. 未分類

    セミナーに”詐欺”のイメージを持たれやすい理由を解説する…
  2. 未分類

    セミナーシナリオが作れるとビジネスの問題は全て解決する
  3. 未分類

    セールスセミナーの導入部分:いきなり自己紹介は最悪
  4. 未分類

    売れるセミナー講師の秘訣:売るためのテクニックとは
  5. 未分類

    セールスセミナーのシナリオの作り方:最後から作るべし
PAGE TOP