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セミナー講師の服装ガイド:原則を理解すればあとは自由

講師の服装を決める基本的な考え方

セミナーの講師としてどういった服装をしておけば良いのかについて解説します。

講師の服装に関して一般的に言われていることとしては、だいたいがスーツを着ておけば無難であると言われています。

もちろん、企業研修であるとか、就活説明会といったパターンでは、スーツが無難であることは言うまでもないでしょう。

しかし我々が行うセールスセミナーは、
ビジネス講座やコンサルティング、コーチングなどのバックエンドを販売するために行うものです。

おのずと対象は、経営者であったり起業志望者ということになります。

結局のところ、この参加者が誰なのかという視点が一番重要です。

セミナー講師の服装を考える上での大原則は、参加者の一つ格上の服装をするということです。

というわけで、参加者が全員スーツで参加するような企業研修においては、ちょっといいスーツを着るというのが最適な答えになるでしょう。

参加者の理想を表現できると良い

ではビジネスセミナーや投資セミナーで、講師がどういった服装をしておけばいいのかというと、
参加者の一つ格上の服装というよりは、
参加者が目指すライフスタイルを実現している人の服装というふうに理解してもらった方がイメージしやすいかもしれません。

その視点で考えるのであれば、スーツはむしろあまり良くないと結論づけられます。

なぜなら、これから大きなお金を作りたいと考えている参加者にとって、スーツを着る生活から脱却したいというのが、目指している未来だからです。

無難な答えは「質の良いジャケット」

というわけで、このパターンで無難なのは、
男性であればジャケパンスタイルに落ち着くことがほとんどでしょう。

女性であれば、もう少し柔軟に考えられます。
リクルートスーツのような暗い色でかっちりしたスーツはやはり好まれないでしょうが、
たとえば白や暖色系の明るい、華やかなジャケットやスーツスタイルであれば、
参加者の一つ上の服装というのを表現しやすいと考えられます。

ラフな服装でも全然かまわない

しかしあくまでも、そういうかっちりしたスタイルでないといけないのかというと、結論、全くそんなことはありません。

というよりはっきり言ってしまえばラフな服装でも、成約率には大して影響ありません

ラフな服装というと、例えばTシャツとジーパンといった服装が考えられますが、
結局これも、講師の見せ方の問題です。

もはやジャケットすらも着る必要がない、好きな格好・自由な服装で日々生活している人といったブランディングをしようと思うのであれば、
Tシャツだけでも全く問題がないわけです。

というわけで、元から関係性ができている参加者を相手にするならまだしも、
全く初対面の参加者が集まるフロントセミナーでさえ、Tシャツやパーカーでセミナーをしたとしても、
だからと言って参加者になめられるということは普通は起こりません。

講師としての気持ちの入り方も重要

むしろその服を着ることで自分のセミナー講師としての立ち居振る舞いにどういった影響があるか、という点を気をつけてみてください。

やはり人間、スーツを着れば背筋もピシッと伸びて気合いが入るという方は多いのではないでしょうか。

普段着のままでセミナー講師として出てきて、立ち居振る舞いまで普段のままであればどうでしょう。

結果として参加者にだらしなさが伝わることになり、
それが印象を悪くするという悪影響につながることは十分に考えられます。

服装はブランディングにも関係する

ですのでTシャツスタイルで講師をするにしても、
数万円するような良いTシャツを着るとか、
必ず特定のブランドのTシャツを着て登壇すると決めている講師もいます。

こういった講師としてのブランディングを考えている方は、
どういった服装をすればいいかというのはぜひしっかりと考えてみてください。

キャラ付けをするために必ず蝶ネクタイをしたり、
特定の帽子をかぶったり、そういったことをする講師は結構います。

スピリチュアル系の講師であれば必ず和服で登壇するようにしている講師もいます。

そういった自分のイメージに合った服装が見つかると、
自分の世界観を表現することができますので、
そういう観点で服装を設定してみてもいいでしょう。

ネクタイは絶対にしないほうが良い

あとこれは男性にのみ当てはまる話になりますが、
どんな服装をする場合でもネクタイだけはしない方がいいです。

なぜなら、前述のとおり、
ネクタイをするような生活から解放されたいと思う参加者が多いという理由ももちろんありますが、

それ以上にネクタイを締めているとオープンマインドにならないという問題があるからです。

ジャケットやスーツのボタンを締めているよりも開けている方が、
ネクタイをしているよりもしていない方が、開放的になります。

イコール、参加者との距離感が縮まるということに直結しますので、
どうしてもネクタイを使ってブランディングがしたい!といった
特別なこだわりがあるようなパターンを除いては基本的にネクタイはしない方がいいでしょう。

まとめ

というわけで、セミナー講師の服装に関しては、

  • 原則的には参加者よりも一つ格上の服装をする、
  • 王道なのはネクタイなしのジャケパンスタイルや華やかなスーツスタイル、

といった認識で基本的にOKですが、
原則としては、参加者の目指す理想像を表現できるスタイルであれば何でもOKです。

特定のアイテムやブランドを使うことで、自分の世界観をブランディングすることもできる、というお話でした。

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